みなさんお久しぶりです!
かなり間が空いてしまいました。その間に無事に女の子を出産しました!
忘れないうちにその記録を載せたいと思います!
誰かの参考になれば嬉しいです。
では行ってみましょう!
出産レポート
まずは私の妊娠中の基本情報
- 身長149cm
- 妊娠前体重42kg→出産直前54kg(+13kg)
- 38週、自然分娩で出産
- 38週健診で子宮口は3cmくらい、赤ちゃんは3000g程度
- 分娩室に入ってから出産まで20時間
夜の23時頃、寝ようと思って布団に入ってすぐ生理痛のような痛みが。
間隔は最初10分、そのうち5、6分になりました。
病院に連絡。20分間隔が一度あったため、あと1時間様子を見るように言われました。
1時間後、陣痛間隔は5、6分、痛みはやや強くなってきていたので再度病院へ連絡。すぐ来るように言われたので主人と一緒に病院へ向かいました。
救急外来から車椅子で病棟へ上がり、心拍など測ったり着替えたりして分娩室へ。
この時子宮口は4cm、赤ちゃんはまだまだ出てこない、と言われました。
何かあったら呼んでね、と助産師さんも戻ってしまう。
「本当にまだまだなんだ、どれくらいかかるのかな」と不安に思ったのを覚えています。
分娩室には分娩台とソファーがひとつ。
私は分娩台で痛みを我慢しながら、主人はソファーでうとうとしながら朝を迎える。
痛みとしては生理痛が重い感じ。まだ我慢できる。
次の日の朝から昼にかけて、結構つらい時間が続きます。子宮口は5〜6cm。痛みは強くなってきてます。
数分おきにやってくる痛みに耐えながら、YouTubeで勉強した呼吸法を繰り返します。
息をしっかり吐くことを意識しますが、お尻がとても痛い。
痛いと呼吸が浅く、短くなってしまう。必死にいきみ逃しをしていました。
分娩台の手すりにしがみついたり、ソファーで震えながら痛みに耐えました。
朝ごはんを持ってきてくれた看護師さんに、これを何十回、何百回と繰り返してやっと出てくるんだよ、と言われ絶望。何百回???
食欲は全くありませんでした。痛すぎて気持ち悪い。看護師さんが食べやすいようにおにぎりにしてくれましたが、それもほとんど食べられず。
食べた方がいいよ、と言われるも食べたくない。私も食べたいけど、食べられないんだよ〜
お昼はデザートのヨーグルトだけなんとか食べました。主人が売店で色々買ってきてくれましたが、ポカリとゼリーを食べるのがやっとでした。
主人が腰をさすってくれたり、テニスボールを当ててくれたりしてくれましたが、それさえ痛い時期があって、無言で手を払いのけたりしていたような気がします。(ごめんね)楽になる時もあるんですけどね。
これから立ち会いをする方は、テニスボールや腰をさする時、奥さんの反応をよく見てあげてくださいね。
一緒に呼吸法をしてくれたのはとても助かりました。
主人が一緒に「ヒッヒッフー」と言ってくれると、呼吸しやすかったです。
痛すぎて呼吸の仕方を忘れてしまうんですよね。
そんな感じで夕方頃に子宮口がやっと全開になりました。
「明るいうちに生まれるよ!」と助産師さんに言われて、ホッとするもここからさらに地獄となります。
痛みがくるタイミングで息んで!と言われる。おへそを見て、う◯ちを出すように、目は開けて。
(う◯ちを出すように、というか出ていたような気がするけどそんなことに構っている余裕がない)
陣痛は強くなっていてお尻が痛い。本当に痛い。陣痛の間隔が5〜6分からなかなか短くならない。
痛みがきたら息む、痛みがきたら息む、何回繰り返したかわからないうちに外は暗くなっていました。
よくわからないうちに陣痛がくるのがわかる機械をつけられる。
助産師さんたちはそのモニターを見ながら息んで!と声をかけていました。
子宮口が全開になってからずっと息んで休む、息んで休む、の繰り返し。
疲れすぎて体力も無くなってきて、息まない時間は意識を失っていました。
主人に「あと何回やればいいの?」と聞いて、主人が困っていたのは覚えています。
赤ちゃんは旋回しながら下に降りてくるのですが、旋回異常が起こっているようでした。
促進剤を使ってうまく回ってくれることを願うけど、ダメなら帝王切開をします、と先生に言われたような気がします(うろ覚え)
促進剤や帝王切開、麻酔の説明を先生がしてくれましたが、痛すぎて聞けず主人に聞いてもらいました。
ここまでこんなに頑張ってきたのに、帝王切開は今までの努力が無駄になるような気がする。。。
ですが、いっそのこと帝王切開の方が楽なのでは?と思う瞬間もありました。(楽じゃないけど)
本当につらい時間が続いていました。
幸い赤ちゃんは下に降りてきましたが、結局最後は吸引分娩することに。
大きめの機械と、たくさん人がやってきて、吸引分娩が始まるんだな、と言う緊張感がありました。
お腹を押す看護師さん、下から赤ちゃんを引っ張る助産師さんと先生、小児科の先生とかいろんな人が分娩室に集合してきました。
せーのっ!で息むと同時に吸引の機械?で引っ張られます。ここが痛みのピークです。
「いたーーーーーーい!!!!!」
体が真っ二つになって、◯ぬんじゃないかってレベルの痛み。(◯ぬって言ってた気もする。。。)
叫びたくなかったけど、今まで経験したことのない痛みに我慢できず。。。
静かなお産を目指していたのですが、無理でした。。。
会陰は吸引の前に切られましたが、切られた感覚はあまりわからず。先生が切るねーって言ってた気がする。
しかも一回で全部は出なかったので、もう一回息むことに。(え、1回で出ないの?)
これ以上は無理!って体が危険信号を出している痛みだけど止められない。
スイカが出てくるって表現は確かに感覚的に正しいな、と思いました。
赤ちゃんが出た後にお尻の穴に指を突っ込まれたんですが(あとで調べたら吸引分娩は傷が肛門にまで達することもあるらしく、肛門が正しく機能するか調べるためらしい)
これもすっごく痛かった。何してんの!?って思ってました。
無事赤ちゃんが出てきた後は放心状態。
感動とか全くなく、やっと終わった。疲れた。それだけでした。
分娩室に入ってから20時間。やっと赤ちゃんに会えました。
人生で一番くらい頑張った、そんな出産体験でした。
出産は本当に命懸けなんだなって身をもって感じました。
お産は人ぞれぞれ、ストーリーがあると思います。
初産でもスムーズな人もいるし、私のように大変な思いをする人もいます。
私の場合は体が小さいことが時間がかかった原因かな、と個人的には思っています。
一人の体験談として、誰かの参考になれば嬉しいです。
もしかしたら出産が怖くなる人もいるかもしれませんが、生まれてきた赤ちゃんは本当に可愛いです。
静かなお産を目指してYouTubeで動画を見たり、勉強していたので最後に叫んでしまったことは心残りで、もう二度と出産はしない、と思うくらい辛かったですが、この子に会えたことで報われるというか、頑張ってよかった、無事に生まれてよかった、と思っています。
でももし次があるなら、絶対に無痛分娩を選択すると思います。
長くなったの生まれた後の入院生活のことはまた今度。
つらい陣痛 乗り越えるポイントは
つらい陣痛を乗り越える方法、気になる方が多いのではないでしょうか。
私の場合は
- 立ち会いをしてくれた主人の支え
- 助産師さんの声掛け
- 息んでない時は寝る
- 赤ちゃんも一緒に頑張っている、と言い聞かせる
私が苦しんでいる間、ずっと声をかけてくれたり、私が好きなものを買ってきてくれたり、支えてくれた主人には本当に感謝しています。
立ち会いはできるなら絶対にした方がいいと私は思います。
苦しんでいる姿を見られたくないって人もいるかもしれませんが、私は頑張っている姿を見てもらえてよかったと思っています。
助産師さんたちもずっと励ましてくれていました。
一人じゃ絶対耐えられなかった。
そして、後半は体力勝負だったので息んでないときは寝る!
私の場合は疲れすぎて自然と意識を失っていましたが(-_-)
自然分娩だったので、痛みからは逃れられませんが、赤ちゃんも頑張っている!一緒に頑張る!と言う気持ちが意外と大事だったかも。
根性論みたいになってしまいましたね。
これから出産される方、頑張ってください。応援しています(^^)
妊婦生活を振り返って
妊娠期間中、マイナートラブルや食事・体重管理、体の不自由さなど色々ありましたがたくさんの人に支えられて楽しいマタニティライフを送れました。
電車で席を譲ってくれた人、飲食店の待ち行列で席を譲ってくれた人、「楽しみだね」と声をかけてくれる人、体調を気遣ってくれる人、たくさんの温かい人たちに出会えました。
SNSで妊婦さんに意地悪をする投稿を見かけたりすることが多かったので、妊婦マークのキーホルダーをつけるのも最初は怖かったのですが、大半の人は妊婦の私に優しく、気遣ってくれました。
見ず知らずの私に優しくしてくれる人がこんなにいるんだ。とても温かい気持ちになりました。
私も妊婦さんを見つけたら、この時の恩を返していこうと思っています。
本当に感謝しています。
ここまで読んでくれた方も、ありがとうございます。
次の記事でお会いしましょう(^^)
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